グアムの首都「ハガニア(Hagatna)」は、リゾートエリア・タモンから車で15分ほど。半日あれば徒歩で観光できるコンパクトな街ながら、歴史スポットからローカルグルメまで楽しめる、じつは穴場の観光エリアです。
この記事では、朝ごはんからスタートするハガニアの半日モデルコースをご紹介。
SNSで人気のアサイーカフェやスペイン統治時代の遺跡、写真映えする教会、ローカル感あふれるドーナツ屋まで、気軽に巡れるスポットをまとめました。
旅の全体像や費用の詳細は【グアム旅行まとめ記事】でご覧いただけます。
ハガニアってどんな街?

グアムの政治・行政の中心地である**ハガニア(旧名:アガニャ)**は、島の中心西側に位置する首都。
近代的な建物は少なく、どこか素朴で静かな雰囲気が広がっています。
- 🚗タモンエリアから車で15分/空港から車で10分
- ⛪️スペイン統治時代の建物や史跡が点在
- 🚶徒歩5〜10分圏内に観光地が密集していて回りやすい
- 🕛半日〜数時間の観光にぴったり
実際に訪れたおすすめスポット
① Mighty Purple Cafe(マイティパープルカフェ)

朝ごはんにおすすめのインスタ映えすると話題のカフェ「Mighty Purple Cafe」。
アメリカンサイズのアサイーボウルはシェアでも◎。おしゃれな店内や限定グッズも楽しめます。
- 所在地:ハガニア市内、無料駐車場あり(お店裏)
- 「Mighty Berry Bowl」と「Mighty Purple Bowl」(各12oz/$9)を注文。
見た目も味も満足度◎ - Tシャツやキャップなどのオリジナルグッズも販売
詳しいレビュー記事はこちら👉【Mighty Purple Cafeレビュー】
② グアム博物館(Guam Museum)

2016年にオープンした比較的新しい施設で、ハガニアの歴史や文化を学べるスポット。
本来は3ドルの入場料(現金のみ)が必要ですが、今回は現金がなく展示には入れなかったものの、無料の展示エリアがあったので見学。先住民チャモロ人の生活や戦争の歴史など、興味深い展示が並んでおり、グアムをより深く理解することができました。
- 💰入場料:$3(※現金のみ)
- キャッシュレス派は要注意!
- 外観の建築も立派で写真スポットとして◎
③ スペイン広場(Plaza de España)

博物館の道を挟んだ向かいには、グアムがスペインの植民地だった頃の建物が点在する「スペイン広場」。
当時の総督邸や有名なカマリン・チョコレート(通称:チョコレートハウス)。
チョコレートハウスは、小さなドーム状の建物で、形が可愛らしいことから写真スポットとしても人気。ただ、現在は管理があまり行き届いておらず、内部にはホームレスの方がいたり、ゴミや落書きが散見される場所も…。少し寂しい気持ちになりましたが、それもまたこの土地のリアルな一面かもしれません。
- 遺跡や壁画などが点在
- チョコレートハウスは写真映え◎…だが、管理状況は少し残念
- ホームレスやゴミの散乱が気になる場合もあり、注意して散策を
④ ラッテストーン公園

スペイン広場から道路を挟んだすぐ先には「Senator Angel Leon Guerrero Santos Latte Stone Memorial Park」。
ここには、グアム先住民であるチャモロ人の伝統的な住居を支えていた「ラッテストーン」と呼ばれる石柱が並びます。その独特な形は、グアムの文化や歴史を語る上で欠かせない存在。公園自体は広くはありませんが、歴史好きには見逃せないスポットです。
- 入場無料、24時間オープン
- 神聖な場所なので敬意を持って散策を
- 園内はのんびり歩いて10〜15分ほど
⑤ カテドラル・バシリカ(Dulce Nombre de Maria Cathedral-Basilica)

スペイン広場に隣接する白く美しいカトリック教会「Dulce Nombre de Maria Cathedral-Basilica(ドゥルセ・ノンブレ・デ・マリア大聖堂)」。
青い空と真っ白な教会のコントラストがとても映え、写真スポットとしてもおすすめ。ハガニア観光のハイライトにもなり得ます。
- 入場無料(礼拝の妨げにならないよう注意)
- 外壁の装飾と天井画が見事
- 結婚式などで使用中の場合もあるので静かに観光を
⑥ Winchell’s Donuts(ウィンチェルズ)

アメリカ本土でもおなじみの老舗ドーナツチェーン「Winchell’s(ウィンチェルズ)」。アメリカ本土でも人気のチェーンで、グアムでも根強い人気があります。
店内はややローカル感が強く、綺麗とは言えませんが、種類が豊富で1ドル前後で買えるドーナツがたくさん並んでいます。食べ歩きにもぴったりで、地元の雰囲気を感じながら楽しめました。
- 店内は少し古めかしいけど、ローカル感が楽しい
- 種類が豊富で、ドーナツ以外にサンドイッチ類も
- 食べ歩きや軽食にぴったり
モデルコース(半日プラン)

時間に余裕があればタモンから朝ドライブで!
9:00 Mighty Purple Cafeで朝食
→ アサイーボウルで軽めの朝ごはん。おしゃれな店内も満喫。
10:00 グアム博物館(外観&無料展示)
→ 現金がない場合でも無料エリアで見学OK。
10:30 スペイン広場〜ラッテストーン公園散策
→ 徒歩圏内で歴史散策。ラッテストーンでグアム文化に触れる。
11:00 カテドラル・バシリカで写真撮影&見学
→ 礼拝中でなければ中の見学もおすすめ。
11:30 Winchell’sでおやつにドーナツ休憩
→ 少し休憩してタモン方面へ戻るもよし、続けてショッピングも◎
注意点・アドバイス
- 観光地同士は徒歩で回れる距離。日差しが強いので水分と帽子は必須
- 博物館など一部施設では現金のみの支払いがあるので要注意
- 写真映えするスポットが多い一方、管理が行き届いていない場所も。
治安や衛生面には少し注意しながらのんびり散策を
最後に

グアムの首都ハガニアは、観光地としては派手さこそないものの、グアムの歴史や文化をじっくり味わいたい人にはぴったりのエリアです。徒歩で回れるコンパクトさと、教会や遺跡、カフェなどの多様な見どころが詰まっているのが魅力。タモン周辺のビーチリゾートとは一味違うグアムの表情を、ぜひ半日コースで楽しんでみてください。きっと、グアムの奥深さに気づけるはずです。
まとめ記事もぜひご覧ください
>>【グアム旅行まとめ記事】
関連リンク
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- 【グアムグルメガイド】
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